エアブラシ塗装で使用される水性アクリル塗料のメリット・デメリットを解説

エアブラシ塗装で使用される水性アクリル塗料のメリット・デメリットを解説

エアブラシ塗装で使用される水性アクリル塗料のメリット・デメリットを解説

エアブラシ塗料においては、さまざまな塗料が使用されています。なかでも、アクリル塗料は扱いやすい塗料として知られていますが、塗料の特徴がよく分からないという人もいるでしょう。本記事では、アクリル塗料とは何なのか、アクリル塗料を使用するメリット・デメリットなどを詳しく解説します。ぜひ、参考にしてください。

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エアブラシ塗装におけるアクリル塗料とは?


アクリル塗料とは、水とアクリル樹脂を主な成分として作られた塗料です。「水性アクリル塗料」とも呼ばれており、有機溶剤の使用量が少ないため環境への負荷が少ない塗料でもあります。

タミヤやGSIクレオスなどのメーカーから販売されている水性塗料で、水性のため使った後の筆や道具などを水洗いできるという特徴があります。ただし、ハンドピースを詰まらせるケースもあるため、洗浄にはツールウォッシュの使用がおすすめです。

 

アクリル塗料のほかにエアブラシ塗装で使用される主な塗料

アクリル塗料以外にもエアブラシ塗装で使用される塗料があります。ここでは、ラッカー塗料とエナメル塗料について解説します。

 

ラッカー塗料


ラッカー塗料は有機溶剤系アクリル樹脂塗料という油性塗料であり、エアブラシ塗装でよく使われる塗料です。ラッカー塗料は発色がよく、つやがある仕上がりになるため光沢感が出る塗料です。また、乾燥が早いという特徴もあり、塗り重ねがしやすい塗料でもあります。

また、塗膜の強さも特徴のひとつです。塗膜とは塗料が乾燥した後にできる膜のことで、ラッカー塗料は塗膜が強いため擦れやキズにも強くなっています。

ただし、ラッカー塗料はシンナー臭がかなり強い塗料のため、刺激臭が気になる人もいるでしょう。ラッカー塗料を使う場合には、換気をしっかりする必要があります。

 

エナメル塗料


エナメル塗料とは、塗装後の細かい筆塗りといった補助的な役割で使用される塗料です。エナメル塗料は、塗料の伸びがよくてムラが出にくいというメリットがあります。特に金属色はつや感や質感がよく、筆塗りでも美しい光沢感が出ます。

エナメル塗料は乾燥に時間がかかり、他の2つの塗料と比較すると乾燥時間は遅いです。ただし、塗膜はあまり強くありません。3種類の塗料のなかではもっとも塗膜が弱いため、乾燥後の剥がれやキズなどには注意が必要です。

 

エアブラシ塗装でアクリル塗料を使用するメリット

エアブラシ塗装でアクリル塗料を使用するメリットは5つあります。ここでは、アクリル塗料のメリットを詳しく解説します。

 

臭いが抑えられている

アクリル塗料の大きなメリットは、臭いが少ないことです。ラッカー塗料と比較すると有機溶剤の使用量が少なくなっているため、シンナー臭や刺激臭が少ないというメリットがあります。そのため、臭いがきつくてラッカー塗料が使えないという人にもよいでしょう。

ただし、吐出の粒子が体内に入らないように対策する必要はあります。エアブラシ塗装の際には、マスクやゴーグルなどを着用して粒子を吸い込まないようにしましょう。また、周囲に家族やペットがいないかも確認しておきます。

 

水で濃度調整ができる

アクリル塗料を販売しているメーカーでは、専用のうすめ液が販売されているケースもあります。アクリル塗料は水で濃度調整することも可能なため、水で調整しても問題ありません。ただし、水分が多くなると塗装する際に対象物に弾かれやすくなるため、エアブラシ塗装では専用のうすめ液を使用するのがおすすめです。

 

発泡スチロールへの塗装が可能

アクリル塗料は発泡スチロールへの塗装も可能です。ラッカー塗料は発泡スチロールを溶かしてしまうため、塗装できません。しかし、アクリル塗料なら使用しても発泡スチロールが溶けることはないため、発泡スチロールへの塗装ならアクリル塗料がおすすめです。

 

乾燥前であれば水洗いができる

水性アクリル塗料なら、水洗いができます。乾燥する前であれば水に溶けるという性質があるため、洗浄が比較的簡単にできるというメリットがあります。筆や道具などを水洗いできるため、扱いやすいでしょう。

ただし、最近の水性塗料は高性能で固着しやすいという特徴があります。基本的には乾燥前なら水で洗浄できますが、最後の洗浄にはツールウォッシュという専用の洗浄用溶剤を使用したほうがよい場合もあるため注意しましょう。

 

エアブラシ塗装でアクリル塗料を使用するデメリット

エアブラシ塗装でアクリル塗料を使用するデメリットもあります。ここでは、2つのデメリットについて解説します。

 

食いつきや塗膜が弱い

アクリル塗料は、ラッカー塗料などと比較すると有機溶剤の使用量が少ないです。そのため、ラッカー塗料よりも食いつきや塗膜が弱いというデメリットがあります。ラッカー塗料は有機溶剤が多く含まれているため表面を溶かしながら定着します。しかし、アクリル塗料は有機溶剤の含有量が少なく、乾燥後の食いつきは劣ります。

また、乾燥後の塗膜も強くありません。剥がれやキズなどに注意が必要です。

 

塗装垂れが発生する場合がある

エアブラシの場合には、吹きかける量に注意しないと塗装垂れが発生する場合があります。塗料が多すぎると塗装垂れが起こるケースがあるため、吹きかける量の調整が大切です。

 

アクリル塗料はどんなシーンに向いている?塗料の選び方

アクリル塗料は有機溶剤が含まれる量が少ないため、臭いが抑えられています。そのため、臭いが苦手な人にはアクリル塗料の使用がおすすめです。

また、発泡スチロールを溶かすことがないため、発泡スチロールへの塗装にも向いています。ただし、実際に使用する塗料を選ぶ際には、使用目的や対象などによって使い分ける必要があるため注意しましょう。

 

各塗料を併用する場合の塗る順番について

塗料を塗り重ねていくケースも多いでしょう。塗料にはさまざまな種類があるため、塗料の塗り重ねをする場合には、塗料同士の相性や併用する際の順番などについてしっかり理解しておく必要があります。

たとえば、アクリル塗料を下地として塗布してラッカー塗料をその上から塗布してしまうと、アクリル塗料が溶けてしまうため注意しましょう。塗料を併用する場合は、ラッカー塗料を最初に塗ることがポイントです。

 

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まとめ

エアブラシ塗装に使われる塗料は複数ありますが、アクリル塗料という選択肢もあります。アクリル塗料は臭いが抑えられており、水で濃度調整ができる、水洗いできるなどのメリットがあります。ただし、食いつきや塗膜が弱く、塗装垂れが起こりやすいというデメリットもあるため、用途に合わせて適した塗料を選びましょう。

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